poi’s tech blog

3D多人数同時接続型球体アクション成人向けゲーム開発のためのアイデア、ナレッジ

2キャラの組技アニメーション作成メモ

Blender 2.82a
Unity 2019.3.14f1

概要

  • Blender上で2キャラ間の組技アニメーションを効率的に作成する方法
  • Unity上で再生する際の補足

ファイル構成

  • 1キャラ1Blendファイルで作成
  • 組技アニメーション用Blendファイルを作成
    • 上記BlendファイルのメッシュとアーマチュアをLinkして使用
    • LinkしたオブジェクトのProxyを作成することで、 メッシュやアーマチュアを壊さずにアニメーションのみ作れる状態を実現

Proxyを配置したら組技アニメーションを開始したい初期位置にオブジェクトを持っていく。

f:id:poipoipoip:20210302231946p:plain
初期位置

例:

  • 人間 Loc(0,0,0) Rot(0,0,0)
  • スライム Loc(0,-1,0) Rot(0,0,180)

この状態でアニメーションを出力するとオブジェクトの位置もアニメーション情報に含まれるようで、
スライムのアニメーションもLoc(0,-1,0) Rot(0,0,180)が掛かった状態で再生される。

f:id:poipoipoip:20210302232919p:plain
Loc(0,-1,0) Rot(0,0,180)が掛かった状態のアニメーションが出力される

そのため組技アニメーションをUnityで再生する際、
人間とスライムオブジェクトの位置座標と回転を同じ値にすればBlenderと同様の位置関係でアニメーションが再生される。